値引きって得?それとも損?
Sunday, August 20th, 2006釈迦に説教な話しもまじりますが、値引きした料金でプロモーションをするべきか、しないでおくべきかを考えてみて、思ったことを書いてみます。
どんなに考えても、お店や企業で損を「本当に」覚悟して売りさばくということはあり得ないし、「本当」なら何かがおかしいと、普通考えます。
普段通らない商店街で、閉店セール、店じまい大処分セールといった文字がでかでかと目立つお店をみかけると、つい今行かないと掘り出し物がなくなってしまうと思ってしまうことがありますが、結局時間にせっぱつまっていてそのときは通りすぎてしまいました。
3ヵ月後、その商店街の近くまでいく機会があったので、あのお店どうなったのだろうと思い出して寄ってみると、まだあるんです。「店じまい大処分セール!」がでかでかと、そのまんま。
どうみても、「店じまい」する様子じゃないんですね。
とまぁ冷静に観察すると、「店じまいしてしまう勢いで大処分セール!」ということのようでした。
興味や関心をもつ商品や製品なら、どれくらいの値段が妥当な値段なのかを把握している場合が多いので、あるお店で値札のかかっている金額が高いか安いかの判断はしやすいのですが、衝動買いしてしまう場合は妥当かどうかの判断は市場価格との比較ではなくて、こころづもりと欲しさかげんだったりします。
衝動買いしたものに限らず、実際に買ってみて、買って良かった、安い買物だった、あるいは反対に買わなきゃよかったとかぼったくりだったといった感想は、買った人がどう思ったかという話なので、人それぞれ異なります。
買う側からそのあたりをもう少し考えてみると、異常に安いモノ、どう考えても原価を割った値段として思えないモノだった場合、なにかしらモノにも異常があったりします。それでも、キズモノ、格落ち品、季節外れの在庫処分等どうしてそういった破格の値段になっているかがきちんと説明されたものを買う場合は、そういう状態のものを納得して買うわけなので問題ありません。
そもそも、ホームページ制作を請け負いますというサービスは、微妙な商品だと考えます。
お店としてホームページをもつ目的のひとつは非常に明白で、そのホームページを介した営業も含むお店の宣伝が目的です。
せっかくホームページを外注しても、そのホームページを通じて新規客先を獲得したいがためだったのに、そのホームページにさっぱりひとがやってこないという状態が半年も続くと、あんなものつくっても無駄だったということになります。
反対に、半信半疑どころか、まぁダメもとで、名刺の装飾部分がわりでつくっておくかという程度の期待しかもたなかったにもかかわらず、3ヶ月たつと1日100人、200人といったお店のホームページの内容に関心をもったひとが集まるようになると、あんなに低コストでこんなに人を集めることができるのか、得した雰囲気にひたるでしょう。
実際には、せっかく外注したホームページを、独立させた形で、「おい、ウェブサイト社員よ。客集めないとクビだからな!」というのは、もったいない使い方になります。
話が飛びとびになりましたが、
ホームページ作成サービスを提供する側として、目安となる価値観評価の基準、そしてその価値観の認識状態の不安定さと不確定さが多い種類に属するものなので、知的作業を含むコストを度外視した安値で提供すべきでないと考えます。
とくに、このサイトのように個別完全対応でしか行わないケースだと、顧客の数を売り物にしたマス効果で料金を安くできるところとは、「料金」の多寡だけでみると、比較すべきでなくまた競合する土壌にありません。
請け負ったウェブサイトの制作が、制作の目的をいかに満足させることができるか。制作する側からすると、その一点につき、制作を依頼したお客の立場からするといかに満足した結果を生む依頼になるかで制作者に最大限の協力(このサイトの場合は、お店や商品についてこちらからお聞きすることにできるだけたくさんお答えいただくという形での協力になりますが)を惜しまないという両者のチームワークによって、期待以上の集客ツールとなるホームページとできる可能性が高まります。



