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郷土品の輸出ができるお店

Tuesday, November 14th, 2006

輸出といった言葉を使うと機械や電子部品などを国外へ販売するイメージのように、何だか大がかりな話な気がするのですが、そうしたパーツや機器、機械類ではなく、日本独特の海外でも人気のでそうな郷土品をある数量まとめて販売するスタイルの輸出は、とっかかりやすいように考えます。

海外へ売るか国内、地元、近隣地域へ売るかの判断は、いくらの儲けが見込めるという利潤と生産能力のバランスによるとします。

生産能力にフレキシビリティがない、個々の生産者単位であれば、国内で販売するルートがすでに定まっているであろうことから、例え利益率が少々よくてもリスクを伴う海外への輸出を考えることはまれなように考えます。

輸出を考えるようになるきっかけは、生産能力があるにもかかわらず受注レベルが生産能力を満たさなくなった時というが、そのひとつでしょう。

そうした生産能力の消化が不安定になってから輸出を考えるよりも、そうなる前に販売先にバリエーションをもたせておくための輸出販売枠をもっておくと、いざという時に機敏な対応が可能になってきます。

生産能力を満たすだけの注文がこない時(価格競争がより激しくなったとか、需要がめっきり冷え込んだなど)、そうなってからどうするかを考え輸出に踏み入るよりも、そうした事態になっても困らないための方策のひとつとして考えてもいいでしょう。

昔のように売り先を求め世界各地を需給情報をもとにして販売ルートを確立していくこと事態がリスクやコストに直結した時代と違い、いまはインターネットをうまく活用すれば消費者との距離をなくした販売網を構築することが可能です。

それでも、個々の生産者または商店単位で輸出に取り組むのは効率もよくなく、あるいはたよりない形でリスクを高めてしまう可能性もあります。

理想的なのは、ある種のシンジケートを組んで地元郷土品、民芸品、特産品を輸出する形をつくることでしょう。(リスク回避のための組織でもあり、知恵を寄せ集めるシンクタンクを備えた組織にもなります)

ただ、とっかかりの最初から組織重な取り組みは、アイデアばかりが先行してしまうきらいもあるので、少し余裕のある生産業者、商店が単独でスタートし、実勢に応じて仲間を増やしていくというのが行政的なリスクを生む可能性をおさえるのではないかとも考えます。


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